つながりを求めて。
そして、再び海をめぐる
海に還るプロジェクトは、作品で使用した塩を、主旨に共感してくださった皆さんの手をお借りして海に還すというものです。展覧会最終日に集まって下さった方々の手で作品を壊し、その塩を集めて海に還します。長い歴史の中でほんの一瞬、作品の一部として使わせて頂いた塩を、再び自然のサイクルに戻す気持ちで行っています。
2006年からはじめたこのプロジェクトには延べ数千人の方が参加してくださり、世界中の海に塩が還りました。
Photo: 中道順詩
この塩を海に還してください。近くの海、通り掛かりの堤防や旅行で訪れるビーチでも構いません。作品としての形は消えてしまいます。しかし、この塩が海をめぐり、さまざまな生き物の命を支えてくれることでしょう。もしかしたら私たちが再び口にする機会が訪れるかもしれません。もちろん作品の素材として再会できれば最高の喜びです。
紹介動画 「海に還るプロジェクト」について
「個展:RETURN TO THE SEA」
制作:Halsey Institute of Contemporary Art / 2012 / 1′ 43
「グループ展:BIWAKOビエンナーレ2016」
撮影:鈴木登志代 / 2016 / 1′ 40
「個展:RETURN TO THE SEA」
制作:Waber State Univ. / 2014/ 3′ 53
「個展:RETURN TO THE SEA」
制作:Laband Art Gallery / 2012 / 2′ 00
活動紹介
「海に還るプロジェクト」これまでの活動を紹介します。
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【終了】個展「時に宿る」(オレゴン州/ポートランド)
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【終了】個展:STRAIT – 海をわたる -(ガレリア・ポンテ / 金沢)
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【終了】海に還るプロジェクト in 瀬戸内市立美術館
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海に還るプロジェクト – 東京 2020 –
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ショート・ドキュメンタリー
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海に還るプロジェクト – 金沢 2018 –
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海に還るプロジェクト – 百島・尾道 2017 –
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海に還るプロジェクト “アーカイブ 2007-2016”
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海に還るプロジェクト – BIWAKOビエンナーレ2016 –
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海に還るプロジェクト – 六本木 2016 –
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海に還るプロジェクト – 尾道2015 –
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海に還るプロジェクト – 東京・銀座 2015 –